Lightroom変形ツールの良さがわからない?ちょっとそこに座れ

今回はLightroomの歪み補正ツールの一つの「変形」を紹介したいと思います。特に目玉の(?)Lightroom 5から登場したUprightも解説します。

どこにある?

現像モジュールの右パネルの「変形」というタブです。下から3番目のタブ。

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変形ツールとは?

一言で言うと、長方形・正方形の歪みを補正するツール ということができます。

どんなレンズにも多かれ少なかれ歪みはあります。でも被写体が自然だと歪みはわかりにくいんです。自然界に直線はありません。木が直線に伸びることはありません。ですので、建物などの人工物を撮ったときに使います。特に四角形の建物なんか。自然を撮っても歪みはもちろんありますが、直線としてはわかりにくいので補正の対象にはなりにくいです。

Googleの画像検索で「Lightroom Upright tool」と検索してみると、正面が長方形の建物を例にしたものが多いですね。

ビルなんかを斜めから撮るとひし形や台形、平行四辺形のような歪んだ形になってしまうんです。

変形ツールは四角形のものを長方形に修正する機能です。それを元に近い長方形にするのがUpright・変形ツールなんです(Lightroom内部の処理はもっと複雑なのですが、まあ簡単に言えばこんな感じです)。本来はPhotoshopに送らないとできなかったようなことがLightroomでできます。

使い方

向いている被写体はどんなものなのでしょうか?以下の条件に当てはまるものだと思います。

  1. 広角レンズを使って
  2. 長方形か正方形の人工物を
  3. 斜めから撮ったとき

はじめに「プロファイル補正を使用」にチェック

レンズにはそれぞれ特有の歪みがあるんです。安いレンズほど歪みとか周辺減光が大きいのですが、高価なレンズでも多少あります(人間が作るものなので)。Lightroomには「レンズの歪み補正データベース」のようなものがあり、これをチェックすると写真のレンズ情報に基づいて補正してくれるんです。

詳しくはこちらをご覧ください。

「自動」が基本

ガイド付きとは?

「自動」をポチッと押して殆どは十分ですが、他にもいくつかボタンがあります。

  • オフ
  • 自動
  • ガイド付き
  • 水平方向
  • 垂直方向
  • フル

そのなかのガイド付きを取り上げようと思います。ガイド付きとは「自動」ボタンはLightroomが「歪み」と思われるものを見つけてきて修正を任せるのに対し、ガイド付きはLightroomさんに「これが歪みだよ」と教えてあげるものです。教えるというか「ヒントを出す」といったほうがいいかもしれませんが。

「ガイド付き」をクリックして建物の直線部分に引く。

残りの3辺も同じように引くと自動で長方形になるように補正してくれます。ここでは4本引きましたが、2~4本の間で引けばいいでしょう。

タブの中に「変形」という項目の下にいくつもパラメータがあります。

  • 垂直方向
  • 水平方向
  • 回転
  • 縦横比
  • 拡大・縮小
  • Xオフセット
  • Yオフセット

たくさんあるのですがはっきり言って「垂直方向」と「水平方向」以外あまり使い物になりません。

回転なら基本補正タブの上にある切り抜きツール(Rボタン)で事足りますし、拡大は単に切り取るだけですし、縮小は白枠を付けつるだけですし、X/Yオフセットは単に上下左右に移動させるだけだからです。

使うなら垂直方向と水平方向の2つになると思います。

プリセットとして保存

同じ補正を他の写真にまとめて一括適用したい場合にはプリセットが便利です。その中で変形ツールに関連するのがそのまま「変形」の項目です。3つ項目がありますが、何が違うのでしょうか。

  • Uprightモード:自動、ガイド付き、水平方向といった選択を保存
  • Upright変形:上記の「自動」などのボタンを押したときの内部パラメータをそれぞれの写真で全く同じ変形を適用したいとき。
  • Uprightモード:Upright変形はパラメータの数値を画一的に適用するのに対し、Uprightモードはそれぞれの画像に基づいて最適な値にします。

作成をクリックして保存

まとめ

いかがでしょうか。

被写体が人工物でなおかつ四角形というのに主に限られはしますが、便利なツールだと思います。

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