よくわかる。Lightroomの「ソフト校正」って何?

Lightroomからの画像をSNSにアップしたりプリントしたりした時にLightroomでの色と異なっていたことはありませんか?

そういうときに使えるのがLightroomの「ソフト校正」という機能です。

ここでの解説は X-rite社の i1 Display PRO を使ってモニターをキャリブレーション(色合わせ)していることが前提です。そうしないとソフト校正を使っても色が合いません。

ソフト校正を起動するには?

現像モジュールでSキーを押すか、ツールバー(Tキー)を押して「ソフト校正」をクリック。

activate soft proofing

すると背景が変わって、右上に「校正のプレビュー」と表示され、ヒストグラムの下にメニューが出てきます。

soft proofing preview

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出力先をシミュレーションする

ソフト校正とは出力先のデバイスの色を画面上でシミュレーションする機能です。「ソフト校正」は英語で”soft proofing”と言いますが、これの対義語は”hard proofing”になります。hard proofingは実際に紙にプリントして色を確かめることを言いますが、実際にプリントするとコストと時間がかかるのでモニター上でシミュレーションできるようにしようというのがソフト校正です。

ディスプレイやモニターなどのデバイスごとに表示できる色が少しずつ異なります。同じメーカーの同じ型番のディスプレイでも、個体差や経年劣化などによって表現できる色が異なる場合があります。

そういったデバイスの表示できる色を定義したのがICCプロファイルというものです。プリンタドライバをインストールするとそのICCプロファイルが付属してきます。

パネルの「プロファイル」という項目をクリック>その他 をクリックするとパソコンにインストールされているプロファイル一覧が表示されます。その中からシミュレーションしたいプロファイルを選びます。もしプリンタプロファイルが無い場合はメーカーのサイトからダウンロードしましょう。

プロファイル名

  • プリンタプロファイルの場合は「プリンタ名 + 用紙名」となっていることが多いです
  • ディスプレイプロファイルの場合はキャリブレーションした際に作成した名前か、付属しているプロファイルの場合はそのディスプレイ名になっていることが多いです。

list icc profile Lightroom soft proofing

チェックをつけてOKを押して、プロファイルを選択するとプレビューが少し変わりシミュレーションされているのがわかります。

並べて比較もできる

普通の現像モジュールでYキーを押すと編集前と後が分割されて比較できるのと同じように、ソフト校正でYキーを押すとLightroomでの表示と出力先の表示が比較できます。

y key to compare soft proofing

「紙とインキをシミュレート」って何?

プリンタのプロファイルを選択すると出てくるのが「紙とインキをシミュレート」という項目です。これは「紙に印刷したようなかすんだ感じ」を再現することでより見た目を紙のプリントに近づけるためのものです。

print ink simulator

「ソフト校正用の仮想コピー」とは?

校正の状態から少しでも変更しようとすると以下のようなダイアログがでてきます。これは設定したシミュレーションを保存するかどうか決めるものです。保存したければ「校正刷りを作成」をクリックしましょう。

create proof copy

 

まとめ

本来なら色校正するためにPhotoshopなどに送らなければいけなかったことがLightroomできてしまうので大変便利です。

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