シャッタースピード優先(S)モード解説。

カメラで露出を決定する要素は3つあります。

  • ISO感度
  • 絞り
  • シャッタスピード

です。シャッタースピードと絞りがコントロールできるプログラム(P)モードは別記事で解説しました。

今回はシャッタースピード優先モードを解説したいと思います。

シャッタースピード優先とは?

シャッタースピードはシャッター幕が開いてイメージセンサーに光が当たっている時間のこと。シャッタースピードが速いほどセンサーに当たる時間が短くなり、長いほどセンサーに光が当たる時間が長くなります。

シャッタースピードについては別記事で解説しました。

シャッタースピード優先とは絞りは自動ですが、シャッタースピードを自分で設定できる機能です。

カメラメーカーの名称

  • 大半のメーカーはS
  • キヤノンはTv(time-valueの略)
  • Bulb(B)機能:シャッタースピードは普通「1/100」のように決まった時間だけシャッターを開く機能です。

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設定する方法

ほぼすべての一眼レフカメラにシャッタースピード優先機能があります。一眼でなくてもコンデジでも設定できるタイプが多くあります。iPhoneではApple純正のカメラアプリでは設定できませんが「Camera+」のような写真アプリであればシャッタースピード優先が使えます。

ダイヤルの場合は「S」か「Tv」と書いてあるそれがシャッタースピード優先モードです。

シャッタースピードを変えるには十字ボタンを押すかダイアルを回します。

シャッタースピード優先にすると以下のようにカメラのディスプレイに絞り値は表示されず、シャッタースピードのみが表示されます。

表記の仕方は少しややこしいのですが「5」とだけ書いてあればそれは1/5を指している場合が多いです。一方「5’」というように数字の後にアポストロフィがある場合は5秒を指しています。

「1/5」とあればそれは文字どおり1/5秒で、「5」と単に数字だけであれば5秒であることがわかります。

どんなときにシャッタースピード優先にする?

動きを出したいとき

何といってもいちばんのメリットは動きを出せることでしょう。シャッタースピードが遅いと動きを出すことができます。1/10までの遅さなら手持ちでも撮ることができますが、それより遅いシャッタースピードの場合は三脚を使いましょう。

  • 流し撮り
  • 長時間露光
Canon EOS 60D, 24 mm, 13.0 秒 (f – 14)

動きを止めたいとき

動きの激しい被写体は自動のシャッタースピードでは動きを止めることはできないので速いシャッタースピードにする必要があります。焦点距離が長くなるほど速いシャッタースピードが必要になります。プログラム(P)モードでも望遠時には自動でシャッタースピードを速くしてくれる機種が大半ですが、それでも動きを止めたいときには手動でシャッタースピードを設定しましょう。

ブレたくないとき

絶対にブレたりしてはいけない重要なシーンでは手動でシャッタースピードを速くするといいでしょう。しかしシャッタースピードを速くしたいけれど、暗い環境で絞りがそれ以上開かない(開放)のときはどうしても暗い写真になってしまいます。確かに暗い写真だと嫌ですが、RAWで撮影していれば暗い写真でもLightroomなどの現像ソフトでノイズを少なく明るく補正できるので暗すぎる心配あはあまり必要ありません。「とにかく絶対にブレてはいけない!」という場面で使いましょう。

焦点距離が長くなるほど速いシャッタースピードが必要になりますが、(35mm換算したときの)焦点距離よりも2~3段速くしておけば安心でしょう。例えば50mmのレンズで撮るときには1/250にしておくといいでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?

カメラマンの私としては、シャッタースピード優先で撮ることはあまりありません。カメラが自動で設定してくれるシャッタースピードで問題ないので。

むしろ使うのは絞り優先です。これについてはいつか別記事で解説します。

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