ボケたりブレたりせず、シャープでキレのある写真を撮るには?

カメラのプレビューで見た時はキレイに撮れていたのに、それをパソコンなどで拡大してみるとブレていたりボケていたりすることがありますよね。

傾いてしまった写真は修正できます。暗い写真も明るく修正できます。縁方の風景が霧で霞んでしまってもクッキリさせることができます。しかし、ボケたりブレたりしてしまった写真は修正できません。

ですので絶対にボケたりブレたりしないことが重要です。

シャープな写真を撮るにはコツが要ります。今回はそのブレボケの原因を列挙した上で、その対策をご紹介します。

ブレやボケの原因とその対策

手ブレ

これは手持ちで撮影している時に起こりやすいです。また、焦点距離(mm)が長く、シャッタースピードが遅いほど発生しやすいです。どんなにしっかり構えて揺れが無いようにしているつもりでも、どうしてもブレてしまうものです。

手ぶれの対策としては4つあります。

対策1 シャッタースピードを早くする

シャッタースピードが遅いとその分露光時間が長くなり、ブレが発生しやすくなります。ですのでシャッタースピードは、被写体の動きを出したい時以外はなるべく速い方がいいです。目安は焦点距離以上の数字です。例えば、50mmレンズをフルサイズのカメラで撮る場合は1/50以上。APS-Cなどセンサーがフルサイズでないカメラの場合は、焦点距離の1.5倍から2倍になり、カメラによって異なります。

暗いところでシャッタースピードをあまり速くできない時はISOを高くしましょう。ISOを高くすればその分速いシャッターで取れます。しかし、同時にノイズが発生します。たしかに、ノイズは見た目が悪いですがLightroomなどでの編集で軽減することが可能です。逆にブレは修正することが非常に難しいです。ですので、高いISOに設定してノイズが発生しても、ブレるよりはマシなので恐れず高いISOで撮りましょう。

対策2 三脚を使う

三脚を使えばシャッタースピードがどんなに遅くてもブレることはまずありません。ブレないために一番有効な方法といってもいいです。ただ、いくつか注意点があります。

注意点①ミラーアップ撮影を使う

シャッターが切られてミラーが跳ね上がることでカメラに若干ブレが起こります。ミラーアップ撮影とは、シャッターボタンを押したらシャッターミラーのみが跳ね上がり、再度シャッタボタンを押すとシャッターが切られる機能です。二度シャッターを押さなければなりませんがブレ防止には役立つ方法です。

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注意点②手ぶれ補正をオフに

手ぶれ補正は諸刃の剣で、手持ちの時には強力な味方ですが三脚で使うと逆効果になることがあります。それは、三脚は手持ちに比べてブレが極端に少ないため、小さなブレを大きく補正してしまうという誤作動を起こすことがあるからです。ですので三脚ではレンズの手ぶれ補正はオフにしましょう。

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注意点③レリーズを使用する

カメラのシャッターボタンを押すと、その押した反動でカメラが若干揺れるのもぶれの原因になります。レリーズを使えばカメラに触らずにシャッターを切ることができます。

カメラに直接触らずに撮る方法にセルフタイマーがありますが、やはり撮りたいタイミングに撮れるという意味ではレリーズの使用をおすすめします。

 

対策3 親指AFを使う

ピントを合わせる時は通常シャッターボタンを半押ししますが、実はそれ以外の方法があるのです(MF以外で)。親指AFという機能です。詳しくはまた今度書きたいと思いますが、要はAFとシャッターを別々に操作することで、ピントだけに集中することができるのです。

対策4 カメラをしっかり構える

カメラを構える時は右手でカメラのグリップを握り、左手はレンズに添え、脇を締めましょう。こうすることでブレが軽減されます。

ピンボケ

ボケはピントが被写体にしっかり合っていないことです。被写体にしっかり合わせたつもりでも他の場所にピントが合っていたということがあります。

AFエリアを自分で選択する

最近の一眼レフカメラはAFの能力が向上し、シャッターボタンを半押しすれば自動で最適なAFエリアが選択されます。とはいえ、その自動AFエリア選択も完璧ではなく、意図しないAFエリアが選択されてしまうことがあります。例えば、手前の被写体を撮りたいのに、背景にピントが合ってしまったりすることがあるのです。

ですので、必要に応じてAFエリアを自分で選択しましょう。

絞る

絞りは露出(明るさ)を調節するためだけではなく、ピントの範囲やシャープさにも関わっています。一般に絞る(F値が大きくなる)と被写界深度と呼ばれる、ピントが合っている(ように見える)範囲が広く(深く)なります。

被写界深度については別記事で書きました

初心者早わかり!被写界深度とは?

ただ、絞れば絞るほどいいというわけでもなく、絞りすぎると回折現象と呼ばれる現象が起き、逆にボケた感じになってしまいます。ですので、F8ぐらいが一番シャープだと言われています。

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