知って得する。Lightroomでシャープにする3つの方法

最近のカメラは高画素化してきているので、PCなどで拡大して細かく確認してみると、思った以上にキレがないということが多いと思います。高画素なため、安価なレンズの画質の悪さや、ブレやピンボケが丸見えになってしまうのです。

シャープな写真を撮るために、レンズを高価なものに買い替える手もありますが、それより簡単にできるのがLightroomで処理することです。

シャープとは?

しばしば「このレンズはシャープできれい!」などと言いますが、シャープとは一体どういうことなのでしょうか?

これを理解するために「シャープでない」状態と比較してみましょう。シャープでない状態とは「ぶれたり、ボケたりしている状態」で、こまかな部分や輪郭がわかりにくい状態です。

シャープはその逆で「ぶれたり、ボケたりしていない状態」で、細かい部分がよくわかる状態のことです。

下の図では左側は細かい部分がわかりにくいですが、右側は細かな部分もよくわかります。

lightroom sharpening

詳しい解説は別記事へ

よくわかる。シャープ処理のしくみ

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Lightroomでの方法

では、Lightroomで写真をシャープにするにはどうしたらいいのでしょうか?方法は3つあります。

ここでは、被写体にピントが合っており、ブレていないという前提で解説しています。Lightroomでシャープにする処理はピンボケやブレてしまった写真の救済策ではありません

現像モジュールで

Dキーを押して現像モジュールにする。右側のパネル一覧のなかから「ディテール」という項目を展開。

Lightroom detail

上の画像が写真の一部を拡大したプレビューです。「シャープ」の効果は拡大しないとわからないためです。したがシャープネスのパラメータです。

シャープの適用量はRAWの場合はデフォルトですでに 25 になっています。さらにシャープをかけるにはスライダを右に動かします。

項目解説

  • 適用量:輪郭部に加えるコントラストの量。初期設定は、RAWで25、JPEGで0
  • 半径:効果を加える範囲を輪郭分部から何ピクセルにするか。デフォルトは1.0。よっぽどの理由がない限りは1.0にすべき。
  • ディテール:上で設定した半径内で、細かい部分をどの程度強調したいかを設定。デフォルトは25。
  • マスク:シャープをかけたい範囲を指定。Opt(WindowsではAltキー)を押しながらマスクを動かすと、モノクロでその範囲が表示される。

Lightroom detail sharp

lightroom sharp mask alt opt key

ブラシで

上のシャープ機能では写真全体に均一の効果しか適用できませんでしたが、ブラシを使うことで写真の一部にだけ効果をかけることができます。ブラシだけでなく円形フィルターや段階フィルターでも一部にだけ効果をかけることができます。

ブラシを展開するにはヒストグラム下のブラシマークをクリックします。

brush Lightroom

シャープをかけたい場所をブラシでなぞります。Oキーを押せば下のように効果がかかっている場所が色で表示されます。ちなみに、以下では緑になっていますが、Shift + O キーでその色を変えることもできます。

Lightroomの便利なショートカットキーまとめ別記事へ

本当に使えるLightroomのショートカットキーまとめ

brush overlay color effect Lightroom

展開したら「シャープ」という項目を探してスライダを右に動かして効果をかけます。

sharp in brush Lightroom

書き出し時に

Lightroomでの作業はカタログというデータベース上での作業なので、JPEGなどの利用可能な形式にするために必ず書き出しが必要になります。

その書き出しの際、シャープネスを設定することができます。

上で現像モジュールやブラシでのシャープ設定を解説しましたが、基本的にシャープの処理は書き出し設定で行いましょう。理由は、JPEGに書き出す際にはたいてい元画像よりも小さくするので現像モジュールなどで適用したシャープネスが失われやすいからです。

書き出し時のシャープ設定はLightoomが書き出し解像度や媒体に合わせて最適なシャープネスを設定してくれます。

sharp on exporting

まとめ

Lightroomでシャープにする方法を3つ解説しましたが、ここで私が言いたかったのは2つのことです。

  1. シャープのかけすぎは禁物。かけすぎると不自然になってしまいます。
  2. 基本的には書き出しにシャープ処理をすべき。

ということです。

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