フルサイズやAPS-Cって何?センサーサイズについて

カメラを選ぶ際に「2000万画素」などの画素数ばかりに注目していませんか?もちろんそれも重要なのですが、センサーサイズも重要なのでそれを解説したいと思います。

35mmフィルム一眼に使えるフィルムのサイズは35mmのフィルムのみでしたがデジタル一眼レフではそれ以外のセンサーサイズがあります。

センサーについておさらい

センサーはレンズから入った光を受け取って電子信号に変換する装置です。

センサーについて詳しくは別記事で解説しました。

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センサーはどこにある?

カメラの中にあるのですが、レンズを外しただけでは見えず、ミラーとシャッター幕が上がったときに見えます。以下の図では⑤がセンサーです。

⑤がセンサー

センサーサイズ

一眼レフカメラの主なセンサーサイズ。コンデジやスマホカメラのセンサーサイズはこれよりもさらに小さいのですが、機種によってまちまちなので割愛させていただきます。

フルサイズ

35mmフィルムと同じサイズ(36x24mm)であることからこう呼ばれています。ニコンではFXと呼ばれています。

センサーはカメラの部品の中でも最も高価な部分なのでフルサイズはAPS-Cに比べて高価になります。

メリット

  • レンズに表記された焦点距離で撮れる
  • 階調が豊富
  • ノイズが少ない
  • ダイナミックレンジが広い(詳しくは別記事へ)

デメリット

  • 高価
  • 大きい
  • 重い
  • 周辺光量低下の影響を受けやすい
  • APS-C用のレンズが使えない

APS-C

APSはコダックなどのカメラメーカーが提唱した規格Advanced Photo Systemの略。この規格のフィルムカメラはほとんど日の目を見ず、コダックはAPSカメラの製造を2004年で終了しましたが、そのセンサーサイズのAPS-Cはデジタルカメラにも引き継がれています。

カメラメーカーによって呼び方は異なり、キヤノンではAPS-C、ニコンではDXフォーマットと呼んでいます。

サイズ(mm)はメーカーによって異なりますがおおよそ横23mm、縦15mm前後です

メリット

  • 望遠効果がある
  • 価格が安い
  • 小さい
  • 周辺光量低下の影響を受けにくい

デメリット

  • ノイズが多い
  • レンズの焦点距離と実際の焦点距離が異なる

マクロフォーサーズ

とコダック コンデジとAPS-Cの間のサイズ。オリンパスのカメラが主。サイズはAPS-Cより一回り小さく7.3x13mmぐらいですが、レンズがマクロフォーサーズに特化されているのが特徴です。そのため、フルサイズ向けのレンズよりもコンパクトです。センサーが小さくなればなるほど望遠効果というものがあり、マクロフォーサーズは2倍もあり、例えば300mmのレンズでは実質焦点距離が600mmという超望遠になります。600mmをフルサイズのカメラで実現しようと思うと600mmの単焦点レンズを買わなければなりませんが、マクロフォーサーズであれば300mmで済みます。

メリット

  • 2倍の望遠効果がある
  • コンパクト
  • 周辺光量低下の影響を受けにくい

デメリット

  • 機種が多くない
  • ノイズが多い。

小さいセンサーは望遠効果がある

レンズ名には70-200mmのように焦点距離が明記されています。しかしその表記は「35mmフルサイズで撮ったとき」の表記で、APS-Cのような小さなセンサーで撮ると画像の一部が切り取られるので焦点距離は長くなり、これを「望遠効果」と言います。

ですので例えば「24mm」のレンズをAPS-Cのカメラにつけると写真の一部が切り取られるので約1.5倍の焦点距離の36mmと標準レンズになってしまいます。ですのでレンズを選ぶ際は望遠効果を考慮しましょう。

望遠効果

  • APS-C:1.5~6倍
  • フルサイズ:1倍(そのまま)
  • マクロフォーサーズ:2倍

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