サクッと解説!Photoshopのチャンネルとは?

Photoshopは色はわかりません。

えっと思うかもしれないですがそうなんです。Photoshopが認識できるのは白から黒のグレーなんです。天下のPhotoshop様は色がわからないんです。でも撮った写真はPhotoshopではカラーで見れています。どうしてなのでしょうか?

今回はそれを理解するのに必要なチャンネルというのを紹介します。

色についておさらい

Photoshopが認識できるのは白黒のグレーだけです。色が認識できるかのように振る舞っているのはカラーモードというRGBなら赤(R)、緑(G)、青(B)のフィルタを通しているからです。

見てみましょう。Photoshopのスポイトツールで花の黄色い部分をピックして情報パネルでRGB値を見てみると、Rが255(最大)でGが245、Bが1となっています。表記はパーセント(%)ではなくて0から255の間なんですね。

RGB

今あなたが見ている(PCやスマホ)のディスプレイの色は光の集まりなんです。光がないと真っ暗になって何も見えません。人間の目は無数の色を認識できますし、色は無限にあります。でも色の大元は赤、緑、青の3つだけなんです。光がないと何も表示されないのでディスプレイは光を追加(足して)していく必要があります。この、光を足していく方式のことを加色混合法といいます。RGB各色の量を調整して色を表現しているんですねえ。よく聞くRGBはこれにあたります。RGBの各値がゼロだと真っ黒で100%だと真っ白になります。ステージを照らすスポットライトの色が赤、青、緑3色あったとして、その3つが同じ場所を照らしていると真っ白になるのを思い浮かべてもらえればと思います。デジタルカメラ、スキャナなどは加色混合法を使っています。

CMYK

これを減色混合法と言います。液晶ディスプレイは自ら発光しているのに対して、減色混合法は紙に反射して色を表現しています。紙のプリントが例。代表的なのがCMYKです。シアン・マゼンタ・イエロー・黒(キー)の略。KはキーのKですが、黒のKと覚えておいてもいいと思います。白が基本で、白い紙の上にインクをのせて反射する明るさを減らしていく方式です。インクがフィルターのようなもの。

RGBとCMYKどっちを使っているか確認する

Photoshopやプリンタは表示する(プリント)する色情報を全て保存すしています。RGBとCMYKの2つがあることは上で紹介しました(本当はLabカラーやグレースケールのモードもありますがここでは割愛します)。Photoshopがどっちのイメージ(色)モードを使っているかはタブのタイトルでわかります。

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チャンネルとは?

チャンネルと聞くと難しそうに聞こえますが、難しくはないんです。チャンネルとはRGBやCMYKの角食を分離してみることができるツールです。

どこにある?

タブはレイヤータブの横に大体あります。ない場合はメニュー>ウィンドウ>チャンネル をクリック。レイヤータブと同じような構成が出てきます。使い方もほとんどレイヤータブと同じです。

  • RGBなら4つ:赤、緑、青、統合チャンネル
  • CMYKならシアン、マゼンタ、イエロー、黒、CMYK(統合)の5つのパネル

RGBのパネルの一つだけをオンにしてみるとグレーになりました。白に近いほど明るいほど赤の要素が多ことを示しています。なぜ各チャンネルを見るときはグレーなのでしょうか?赤ならグレーじゃなくて赤で表示してくれてもよさそうなものですが。おそらく、単にその色の量を確認したいだけなら色よりも黒から白のグレーのほうがわかりやすいからではないでしょうか。でもパネルで2色選択するとその色はみることができます。例えばRとGを有効にすると黄色になります。

  • 統合チャンネル:「統合チャンネル」というのは私の造語です(笑)。調べてもこの呼び名が見つからなかったもので…。RGBでいえば「RGB」という名前のパネルで、CMYKなら「CMYK」と書かれたパネルです。普段作業するときは意識せずともこの統合チャンネルと見ています。赤、緑、青各色が合わさった状態を見れます。これは他のパネルと違って編集したりできないんですねえ。
  • 各色チャンネル:RGB

 

RGB/CMYKの各色パネルにはあまり使い道はありません。チャンネルパネルの一番の使い道は以下で紹介するアルファチャンネルです。

アルファチャンネル

各色チャンネルは表示・非表示する以外あまり使いみちがありません。チャンネルを使う目的で一番大きいのがアルファチャンネルです。同じチャンネルタブの中にありますが、全然違う役割なんです。これは選択範囲を保存するときに使います。選択範囲は特定の場所を選択肢て色を変えたり、コンテンツに応じた塗りつぶしなどができる便利なものですが、Cmd+Dを押すと消えてしまいます。今は保存しといて跡で修正したいというときに役立ちます。

チャンネルの作成 RGBだけあれば十分では?と思うかもしれないですが、作ることもできるんですね。

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