「AF-S」や「DX」って何?レンズ名解説 ニコン編

カメラメーカーはそれぞれ違ったレンズや技術があります。レンズ名には、それに使われているメーカー独自の技術が独自の名前で記載されていたりします。今回は、ニコンのレンズの種類や技術の名称を解説してみたいと思います。

他のメーカーのレンズについては以下から

Nikkor lens

AF-S

Auto Focus(オートフォーカス)+Silent(静寂)の頭文字を取ったもの。AFをカメラ内蔵のモーターのかわりにレンズ内蔵モーターで駆動させます。静寂で高速なAFを実現しています。

DX

FXと同じくセンサーサイズの指定になります。D500やD7200などの、センサーサイズがAPS-Cのカメラで使用できます。D800などのFXフォーマットのカメラには使用できません(装着自体は可能ですが、解像度が下がってしまいます)。

FX

FはFull-framの頭文字。イメージセンサーのサイズが35mmフルサイズのカメラで使用できます。DXと違いレンズの名称にFXとは書いていません。センサーサイズの制約(DXやCX)について記載がない場合はすべてFXになります。

IF

Internal Focusの略称。ピント合わせの際前面のレンズを動かすのではなく、内側のレンズの動かすため、レンズ全長の変化がありません。また、AFスピードは非IF機よりも高速です。

ED

Extra-low Dispersionの略称。これによってレンズを通る光が拡散しにくくなり、シャープで色収差が少なくなります。

VR

Vibration Reductionの略称。手振れ補正機能のこと。レンズ内蔵のセンサーがブレの方向を検出し、内蔵の小さなレンズを反対方向に打ち消すことで手振れ補正を実現しています。手持ちで低シャッタースピードや、望遠レンズでの撮影には強い味方です。キヤノンで言うIS。

FL

Fluorite Lensの略称。蛍石レンズのこと。高画質なこととレンズが軽量化できるのが特長です。AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRなどの望遠単焦点レンズに使用されています。

AS

Aspherical Lensの略称。非球面レンズのこと。広角レンズで問題となる歪みを修正します。

SWM

Silent Wave Motorの略称。超音波モーターによって静寂なAFを実現しています。

E

レンズ内に絞り駆動機構が内蔵されているため、レンズ後端に絞りレバーが無く、そのかわり電気信号によって絞りをレンズに伝達します。

例:

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

AF-S:レンズ内蔵のモーターでAFが駆動することがわかります。NIKKOR:ニコンのレンズシリーズの名称。200-500mm:レンズの焦点距離が200mmから500mmの間で変化できるズームレンズであることがわかります。f5.6:絞りが開放で5.6まで開けることがわかります。E:レンズ後端に絞りレバーが無く、電気信号によって絞り値を伝達していることがわかります。ED:シャープで色収差の少ないレンズです。VR:手振れ補正機能が付いています。

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