解剖!LightroomのHSLパネルとは?

自然の緑や空の青色だけにターゲットを絞って色合いや彩度、輝度を変えたいなあというときがあります。天下のLightroom様にはそういう機能があるんですよね!

今回はHSLパネルを紹介します。

どこにある?

現像モジュールの右パネルの「HSL / カラー / B & W」というタブです。HSLはHue Saturation Luminanceの略です。

「”色”にターゲットを絞る」と言っても、周知のように色は無限にあリます。カラースライダが無数にあっても使い物になりません。そこでAdobeの開発者さんは主要な色8つに絞ることにしました。レッド(赤)、グリーン(緑)、ブルー(青)は光の三原色で3つ。色の三原色のアクア(シアン)、マゼンタ、イエローで3つで合計6つ。残りの2つはオレンジとパープル(紫)で8つになります。RGB+CMYの6つだけだと少なすぎるからでしょう。

  • レッド
  • オレンジ
  • イエロー
  • グリーン
  • アクア
  • ブルー
  • パープル
  • マゼンタ

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HSLパネルとは?

タブにはHSL、カラー、B & Wの3つがありますが、私はHSLタブを一番よく使います。というのも以下でも紹介するように「カラー」タブにはターゲット調整がないからです。

左の方に◎(二重丸)ボタンがありますが。他のタブにもあるので使っている人はピンと来ると思いますが、ターゲット補正(正式な名前ではありませんが)といって写真の好きな色をクリックしてドラッグすればその範囲の色を補正できるんです。ちなみにPhotoshopのAdobe Camera RAW(ACR)にもあリます。

  • HSLタブ:
    • 色相
    • 彩度
    • 輝度
    • すべて

  • 「カラー」タブ:これはレッドだったらレッドの色相、彩度、輝度の3つのスライダだけを表示します。ターゲットの色が決まっていて他のごちゃごちゃしたスライダを見たくないときにはこれを使いましょう。

  • B & W
    • これをクリックすると白黒に切り替わります。とはいっても非破壊なのでいつでも元に戻すことができます。

使い方を説明するよ

HSLのタブを開くのにショートカットを使うこともできます。

  • Ctrl(Cmd)+3

また、スライダをクリックしてその上でマウスホイールを動かすことでもコントロールできます。

他のタブのスライダと同じように左右に動かします。キーボードの左右矢印(←・→)で5づつコントロールすることもできます。さらに気の利いたことにShiftキーを押しながら矢印キーを押すと20づつコントロールできるんですねえ。

色相

3つあるツールの雄と言ってもよいのが「色相」です。私は一番よく使います。色相とは一言で言えば赤や青といった「色」です。

例えばブルーのスライダを左に動かすと黄色っぽくなり、右に動かすと紫っぽくなります。

以下は木の緑の部分をターゲット補正で黄色にしてみました。左側が補正前で右側が補正後です。

彩度

彩度とは端的に言えば色の濃さです。高いほどその色の純度が増していき、低くなるほど灰色に近づきます。

「基本補正」タブにも彩度のスライダはありますが、HSLパネルなら特定の色の彩度をコントロールできます。

以下は空の色を青くしてみました。

輝度

色の明るさをコントロールします。高いほど白に近く、低いほど黒に近い。以下ではタイの寺院の赤いカーペットの輝度を上げてみました。このカーペットの「赤」はスライダで言えばレッドとオレンジにまたがっているのでターゲット補正を使うと2つのスライダが両方動きます。

ターゲット補正

なら黄色と緑の間の色。スライダは1度に一つしか動かせませんが、ターゲット補正を使うと隣り合ったスライダが一緒に動きます。

まとめ

いかがでしょうか。

色にターゲットを絞って色相、彩度、輝度をコントロールできるのでぜひ使いこなしてみてください。

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