写真好きなら知っておきたい。レンズフードのこと

カメラとレンズにはさまざまなアクセサリがあります。フラッシュ、ストラップ、ケース、フィルター、レリーズなどなど。

今回はレンズフードについて解説します。

レンズフードとは?

レンズフードを一言で言うと、レンズに付属してくる筒。

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着脱方法

  1. レンズの取り付け指標とフードのそれを合わせる
  2. 「カチャッ」というまで回す

使わないときは下のいちばん右のように反対に向けて装着しておく。こうすることで収納する時にスペースを取りません。

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レンズフードは何のため?

レンズ面の保護

レンズは高価なものです。カメラより大切だと言ってもいいくらいです。使って振り回している間に思わずぶつけて前面レンズに傷を付けてしまうのは避けたいところです。レンズフードをつけることでレンズの先端をなにかにぶつけてしまっても傷がつきにくくなります。

ただ、全く心配がないかといえばそうではなく、尖ったものにぶつけると傷がついてしまいます。

そういうときのために保護フィルターもつけておきましょう。「精神安定剤」にもなります。笑

フレア防止

斜めから差し込む太陽などの光があるとフレアが発生してしまいます。レンズフードがないと以下のようにフレアと呼ばれる、光がレンズ内で複雑に反射して写り込んでしまう現象がおきます。

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フードをつければそういったフレアを防ぐことができます。

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フードを外したらいいとき

フードをつけると上のようなメリットがあるため、カメラマンの私は撮影するときは90%つけています。しかし、外して撮るときもあります。

それはどんなときなのでしょうか?

意図的にフレアを狙うとき

フレアを防止するのがフードの目的の一つですが、作風としてあえてフレアを入れたいというときがあります。そういうときにはフードを外しましょう。

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スタジオで撮るとき

スタジオであれば光をコントロールできるのでフレアが発生しにくいのと、頻繁に動かすことがないので傷をつけてしまう心配があまりありません。しかし、小さなスタジオだとフードが逆に邪魔になる可能性があります。そういうときは外しましょう。
My Studio

目立ちたくないとき

望遠レンズのフードにもなると広角レンズのそれよりも大きくなる傾向があります。そういった大きなフードをつけているとレンズが大きく見えるため人を威嚇してしまいます。また、場の雰囲気によってはなるべくカメラ+レンズを目立たせないようにしたいときがあります。そういうときにはフードをあえて外して小さく見せることができます。

内蔵フラッシュを使用するとき

私は内蔵フラッシュを使うのは好きではありませんが、内蔵フラッシュを使う場合はフードは外した方がいいでしょう。フードがあるとフラッシュがレンズフードに当たってしまい、被写体にもその影ができてしまうからです。

フードの種類

フードを見ていると筒のものと花びらのような形の二つがあるのに気がつきます。

花形のフードがある理由は、広角レンズは画角が広いのでフードの四隅が欠けていないと写真に写り込んでしまうからです。

逆に望遠レンズは画角が狭いのでそういった四隅の凹みがなく、完全な筒になっています。

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他のアクセサリとの大きな違い

カメラ屋さんに行くとカメラのアクセサリがたくさん並んでいます。ストラップ一つ取っても数十、数百あり、好きなものを選ぶことができます。

しかし、レンズフードはそういった「アクセサリ」とは少し違い、1種類のレンズに1つしかありません。レンズを買ったときに付属してくるやつです。レンズフードはそれぞれのレンズの画角や口径(半径)に合わせて設計されているので他のアクセサリのように選ぶことはできません。

他のレンズのフードは、装着できないか、できたとしてもフードが写真に写りこんでしまい、うまく機能しません。

まとめ

レンズフードには、保護する、フレアを防ぐという2つの役割があること、他のカメラアクセサリとは少し違い一つのレンズに一つしかない、ということがわかればと思います。

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