JPEGとRAWって何が違うの? 写真の保存形式まとめ!

カメラでの画像形式の設定や、Photoshopなどの編集ソフトの画像の保存で、どのフォーマットにするか迷ったことはありませんか?フォーマットとはJPEGやPNG、TIFFなどの保存形式のことで、それぞれのメリット・デメリットがあり、必要に応じて使い分ける必要があります。

写真の主な6つのフォーマットの特徴をまとめてみました。

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JPEG

一番有名なのはこれです。画像フォーマットの雄といってもいいのではないでしょうか?

JPEGはJoint Photographic Experts Groupの略。「JPG」とも呼ばれている。最も使われているフォーマットで、普段SNSなどで見る画像の9割以上はこのフォーマットです。ほぼすべてのカメラやケータイやタブレットPCで読み込むことができます。Webへのアップやメールへの添付など、サイズを小さくしたいときに適しています。

メリット

  • 圧縮することでサイズが小さくなるのでWebへのアップに向いている。HDDやSDカードに多く保存できる。
  • 24bitカラーなので最大1677万色まで表示できる
  • ほぼすべてのデバイスやソフトで対応している

デメリット

  • 一度圧縮して画質が劣化すると元に戻せない
  • 加工・際保存すればするほど劣化する
  • Photoshopでレイヤーを使って加工した場合でもJPEGで保存するとレイヤーは全て一枚に統合されてしまう

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RAW

RAWとは英語で”生の”という意味で、カメラがセンサーで取り入れた情報を文字通り”生で”すべて出力したものです。圧縮・編集等されていないので無劣化なのも特徴です。ハイエンドなコンパクトカメラや、一眼レフカメラにはRAWで撮影する機能があります。再生・編集するにはLightroomや、キヤノンではDPP(Digital Photo Professional)などの専用のソフトが必要です。

RAWといっても、JPEGやPNGのように”RAW”という統一したフォーマットがあるわけではなく、便意的に「RAW」と呼んでいるだけで、フォーマットはメーカーによって異なります。例えばキヤノンではCR2で、ニコンではNEFになります。

RAWについて詳しい解説は別記事へ

解説!「RAW」ってなに?

メリット

  • 階調が12-14bitと豊富(JPEGは8bit)なので明るさやホワイトバランスなどを編集しても劣化しにくい
    • ○bitという階調については別記事で解説しました。

8bitや16bitってどういう意味?階調について。

  • 現像ソフトによって違った”味”が楽しめる
  • ホワイトバランスが完全自由に変えられる

デメリット

  • サイズが大きい。2000万画素で大体24MBぐらい。同じ画素数のJPEGは圧縮率にもよりますがおよそ3MBぐらい
  • 専用ソフトでないと編集・再生できない
  • 運用に若干知識が必要
  • WebなどにアップするにはJPEGやPNGに変換する必要がある

TIFF

Tagged Image File Formatの略。TIFとも。画像フォーマットの中では最高レベルで画質を維持できるので、定番フォーマット。またフォーマットの中で最も歴史がある。正確さや厳密さが要求される医療分野や法医学の分野でも使われている。階調は最高16bitで編集が可能。Photoshopではレイヤーを保存することも可能。

メリット

  • 最高画質を維持できる
  • Photoshopでレイヤーやアルファチャンネルを保存できる
  • 最大16bit階調で編集できる
  • 編集・再保存を繰り返しても無劣化

デメリット

  • サイズが大きい

PNG

Portable Network Graphicsの略称。JPEGと似ていますが、圧縮しても劣化しないことと、透明色も扱える点がJPEGとは異なります。MacやiPhone、iPadのスクリーンショットの保存にも使われています。

アイコンやロゴに向いています。

メリット

  • 無圧縮なので画像が劣化しない
  • TIFFに比べサイズが小さい

デメリット

  • ブラウザによっては閲覧できない
  • JPEGよりもサイズが大きなる傾向がある

DNG

Digital Negativeの略。ソフトウェアメーカーのAdobe社が提唱している新しいRAWファイルのフォーマット。上でも述べたようにRAWファイルは各カメラメーカーが異なるフォーマットを採用しているため、再生するには専用のソフトやコーデックが必要です。DNGはそのようなわずらわしさを解決する為に作られました。

RAWファイルをDNGに変換すべきかどうかは別記事で解説しました。

RAWをDNGに変換してはいけない理由

メリット

  • RAWに比べてサイズが小さい
  • Lightroomで扱う際に読み込みが速い
  • xmpファイルが不要

デメリット

  • RAWから変換する必要がある
  • 変換すると元に戻せない
  • まだ多くのカメラメーカーがサポートしていない
  • 再生できるブラウザやソフトが少ない

PSD

Adobe Photoshopで使用。TIFFと非常によく似ている。

メリット

  • Photoshopで使用したレイヤーや効果がすべて保存できる

デメリット

  • Photoshopでしか編集できない
  • TIFFと同じくファイルサイズが大きい

まとめ

以上6つの主な写真フォーマットを紹介しました。

「これさえ使っていればいい」という完璧なフォーマットはなく、編集しても画質を維持したいか、Webにアップするかどうかなど必要に応じてフォーマットを使い分ける必要があります。

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