カメラの性能は日進月歩なので数年前に買ったカメラよりも最近のカメラのほうがISO感度を高くすることができたりAFが速かったりと性能がいいので、買い替えたいと思いますよね。その際には現在使っているカメラを売ることが多いと思います。新品のカメラは高いので今のカメラを少しでも高く売ることができれば買い替えのコストを安くすることができます。
今回は、カメラを高く売るためのポイントを紹介します。
本当に売れるか確かめる
まず、そのカメラが本当に売れるのか、売れるとしたらどのくらいの相場なのか把握しましょう。Amazon.co.jpやヤフオクなどでカメラの型番で検索します。
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ポイント
高く売るときの対策は、実は買った直後から始まります。
- 買ったときの箱を含めた付属品をしっかり置いておくこと
- キズ防止のために液晶ディスプレイに保護シールを貼る
- キレイに使う
- レンズ交換の際にはホコリがなくべく入らないようにする。
以下のことを把握しておく
バッテリーの劣化具合
バッテリーは使っていくと劣化していき容量が徐々に少なくなっていきます。どの程度劣化しているか確かめておきましょう。フル充電→完全放電のサイクルを約500回繰り返すと容量は元の半分程度になります。
使用年数と撮影枚数
使った年数は短いほど高く売ることができますが、それより重要な要素が以下の撮影枚数です。
カメラのシャッター機構には撮影可能な枚数というのがあります。いわゆる「カメラの寿命」です。耐久回数を越えるとシャッターが徐々に使えなくなってくるので、交換する必要があります。交換するとなると数万円かかってしまい、それだけでカメラが買える値段です。
耐久回数は入門機で約5~10万枚、ハイエンド機で約15万回、プロ用機で約40万回です。
自分が撮ったおおまかな枚数を把握しておきましょう。店舗で買い取ってもらうときに聞かれますし、ネットオークションやAmazonマーケットプレイスで売るときの「商品説明」に記入する必要があるからです。
修理歴の有無
壊れてしまったカメラを修理していると査定額が下がることがあります。
センサーに付いたゴミ
イメージセンサーについたゴミやホコリを確認するには白い無地の紙などを絞りF22ぐらいまで絞るとセンサーに付いたゴミが浮かび上がります。ゴミの付着具合を確認して必要があれば専用のクリーニングキットで清掃しましょう。
初期化(リセット)する
カメラの設定を全て初期化します。
清掃(クリーニング)する
ディスプレイの汚れ、隙間のホコリ、センサーのゴミなどを取り除いておきましょう。動作に問題がなくても汚れていると査定額が下がってしまいます。
メモリーカードを抜く
一眼レフにはメモリーカードが付属していない場合が多いので、メモリーカードは忘れずに抜いておきましょう。
付属品を揃える
- 元箱
- 説明書(マニュアル)
- バッテリー
- 充電器
- CD(DVD)
- 保証書
といった付属品を揃えておきましょう。
どこで売る?
中古カメラ買取業者
有名どころでいうとカメラのキタムラやマップカメラといった買取業者です。
メリット
- 確実に売ることができる
- 専門知識があるスタッフさんがいる
- 梱包等の手間がない
デメリット
- 買取業者にとっては「仕入れ」なので査定額は安くなる
- 店舗に出向かなければいけない
オンラインマーケット
ヤフオクやAmazon.co.jp、メルカリなどのオンラインマーケットです。Amazonを利用されている方は多いと思いますが、実は個人で出品することもできます。
メリット
- 高く売れる
- 家に居ながらにして売れる
デメリット
- 商品説明を書く必要がある
- 梱包・発送をする必要がある
- 出品者の評価(実績)が必要
- 商品写真が必要
- 必要に応じて購入者と連絡を取る必要がある
- 売りたいときに売れない
- (Amazonの場合)Amazonにない商品を売れない
- 購入者との間でトラブルが起きることがある