スマホなど、デジタルカメラで写真を撮ると、背面モニターでプレビューを確認できます。構図の良し悪し、露出が適正かどうかなどをチェックしますよね。ズームしてピントが合っているかどうかや、ブレていないかチェックすると思います。
実は、写真には見える画像以外にも多くの情報が付属してきます。
それが今回解説するEXIFというものです。「EXIF」って英語でなんか難しそうと思うかもしれないですが、全く難しいことではありません。
EXIFデータを見ることで今後の写真に活かしたり、思わぬ発見をすることがあります。
もくじ
写真データのこと
EXFIとはExchangeable Image File Format の略称です。デジタル画像に付属しているデータのことです。
具体的には?
主に以下のような内容です。
- 撮影日時
- シャッタースピード(例:1/500)
- 絞り値(例:F8.0)
- カメラの機種(例:EOS 5D MarkIII)
- カメラの製造番号(10桁ぐらいの数字)
- レンズの焦点距離(例:50mm)
- レンズの種類(例:EF50mm F1.8 STM)
- ISO感度(例:1600)
- 撮影者名(アルファベットで表示)
- 露出補正値(例:-1/3)
- 色空間(例:AdobeRGB)
- 解像度(例:5472×3648 px)
- フラッシュの有無
EXIFではわからない情報
残念ながらカメラの設定がすべてEXIFでわかるわけではありません。
- モード(「プログラムモード」や「絞り優先」などの設定)
- ピクチャースタイルのような「味付け」
といった情報は保存されません。
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Exifデータを見るには?
カメラとパソコン上でEXIFデータを見る方法です
カメラで見る
データを見たい写真がまだカメラの中のSDカードに保存されていたらカメラで見ることができます。キヤノンのEOSの場合は写真プレビューで「info」ボタンを何回か押したら表示されます。
PCで見る
Macの場合
- Finderで画像を開き Cmd+I を押す
- 「写真」アプリでも同じように 写真を選択してCmd + I を押す
以下の画像はMacのプレビューで開いた様子
Windows:写真を選択して右クリックしてプロパティ
Lightroomで見る
ライブラリモジュールを開いて、右側のパネルにある メタデータ という項目
Photoshopで見る
画像を開いたら
Option +Shift +Cmd + I を押す。
ウェブブラウザの拡張機能
ブラウザの拡張機能を使えばサイト上のEXIFデータを画像をダウンロードすることなく見ることができます。
Chrome
EXIF Viewerという拡張機能を使う
https://chrome.google.com/webstore/detail/exif-viewer/nafpfdcmppffipmhcpkbplhkoiekndck
Firefox
アドオン:EXIF Viewer
リンク:https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/exif-viewer/