【Mac】データ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」レビュー

データを間違って消去してしまったときに復元する方法(Windows)を別記事で書いたのですが、Macのデータ復元ソフトで良さげなのがありませんでした。何かMacで良い復元ソフトはないかなあと思っていたところに、今回EaseUS Softwareさんに「EaseUS Data Recovery Wizard」のMac版のレビュー依頼をいただきました。

今回はライセンス提供を頂きその「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」を使用してみました!

消してしまっても復元できる理由とは?

「データを間違って削除してしまったうえ、ゴミ箱からも削除してしまったからもうダメぽ…。」と諦めてはいけません。実は、ゴミ箱から削除してしまっても復元できることがあるんです!

どうして復元できることがあるのでしょうか?それは、消えたと思っているファイルは実は消えていないんです。別記事でも書きましたが、消去されたファイルは本に例えて言えば目次だけ消去されただけで本文はまだ残っている状態です。

EaseUS Data Recovery Wizardの特徴

  • 簡単に使える:復元ソフトといっても、別に専門的な知識は必要なく、誰でも簡単に使えるんです。
  • 軽い:ダウンロードしたdmgファイルは17MB弱と比較的軽いソフトです。
  • 最新のOSX(macOS)に対応:El Capitanや最新のMac OS Sierraにも対応しています。
  • Windows版もある:WindowsとMac両方使いの私としては嬉しいのですが、MacとWindows両方あるんです。
  • いろんな媒体に対応:HDD、USBメモリー、SDカードといったさまざまな媒体に対応しています。
  • 多くの写真フォーマットに対応:写真好きには嬉しいのが、JPEGはもちろん、RAWファイルやDNG、TIFF、PSD、PNGといった写真フォーマットのファイルも復元できるんですね~。
  • 日本語対応:海外製ソフトでありがちな英語だけというのではなく、しっかり日本語にも対応しています。
  • 体験版あり:どんなソフトかわからないものをいきなり購入するというのは勇気がいりますが、体験版があるので使用してみて決めることができます。体験版は2GBまで復元することができます。
  • 「S.M.A.R.T」機能がある:HDDの「健康状態」を気になった事がある人なら知っていると思いますが、S.M.A.R.T(『Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology』の略)というHDDの状態を監視してくれる機能があります。EaseUSにはそれが搭載されていて、ソフトを閉じているときでも常時監視してくれるんです。

ダウンロード

公式サイトMac App Storeからの購入(ダウンロード)になります。

使ってみたよ

写真を消してしまったSDカードを復元したいとします。それを想定して意図的に削除しました。

インストールする

  1. ダウンロード
  2. dmgファイルをダブルクリック
  3. アプリのアイコンを「Applications」フォルダにドラッグ

開く

Applicationフォルダに放り込んだら、Launchpadからアイコンをダブルクリックして開きます。

日本語にする

はじめに、インストールしたては英語になっているので日本語にしちゃいましょう。

  • メニュー>Language>日本語

ソフトウェアを再起動後反映されます。

スキャンするファイルの種類を選択

画像、ドキュメント、オーディオといったファイルの種類を選びます。よくわからない場合はデフォルトの全部チェックのままにしておきましょう。

ドライブを選択

冒頭でも言ったようにHDDだけでなく、SDカード、USBメモリーにも対応しています。今回はカメラで使っているSDカード(32GB)を選択しました。

  1. SDカードが挿入されていることを確認
  2. そのSDカードを選択
  3. スキャン」をクリック

スキャン

ドライブ選択して「スキャン」を押すと自動でスキャンされます。でもよく見ると「ディープスキャン」というボタンがあります。これはどんなときに使えばいいのでしょうか?

公式マニュアルによるとディープスキャンを使うときは以下のときだそうです。

  1. クイックスキャンで紛失したファイルが見つからなかった場合。
  2. リカバリーしたファイルを開くことができなかった場合。

です。「ディープスキャン」は私のSDカード(32GB)場合、10分ほどかかりました。これを早いと見るか遅いと見るかは人によると思いますが私は早いと思います。

復元したいファイルを選択

ディープスキャンが終わると復元できるファイルの一覧が表示されます。デフォルトでは「パス」だけですが、タブで

  • (ファイルの)種類:画像、ドキュメント、オーディオといったファイルの種類別に表示できます。種類別はなんと画像のプレビューを見ることもできます!
  • (作成された)時間:いつ消去してしまったかわかっているときはこれが便利です。

から選ぶことができます。

復元方法

  1. 実際に復元したいチェックマークを付けていきます
  2. リカバリー」ボタンを押すと復元が始まります
  3. 復元が終了すると右下のようなダイアログが出ます

復元されたのを確認してみる

書き出し先フォルダを見てみると無事しっかりと復元されています。またディレクトリ構造も維持されています。

注意点

使う上でいくつか注意点があります。

  • うまく復元するには、消してしまった直後の処置が超重要です。間違って消してしまったら焦らず、書き込みなどの操作は絶対にせず、デバイスから取り出します。PC内のHDDの場合はすぐにPCの電源を切ることでシステムから切り離しましょう。
  • ソフトのインストールは復元対象以外のドライブにしましょう
  • 復元先書き出しフォルダも復元対象以外のドライブにしましょう
  • 誤消去などのソフト的な原因の復元は可能ですが、物理的な破損等の復元はできません。その場合は専門の業者に依頼してください。
  • データを失ってからあまり時間が経っていないこと。
  • 完全フォーマットやゼロ書き(ゼロフィル)を行なってしまうとうまく復元できないことがあります。
  • RAWファイルはプレビューだけでなくLightroomなどの専用ソフトでも読み込めるか確認しましょう。わずかでも破損していたら読み込めないからです。

「S.M.A.R.T.」機能

メインの復元機能に加えて「S.M.A.R.T」というSDやHDDの健康状態を調べる機能もあります。メニューバーの右上にアイコンとドライブの温度計が表示されます。これはMacに接続されているSSDやHDDの状態を常時モニターしてくれます。

もし必要なかったら

  • S.M.A.R.Tの監視を停止
  • 終了

のどちらかを押しましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

専門的な知識が要らず、シンプルなインターフェースなのでPCが苦手な人にも数クリックで復元できてしまうという簡単さです。消えてしまってもう諦めてしまっている人はぜひ使ってみてください。

でも、復元できるからと言ってバックアップを取らないのはいけません。必ずバックアップは取りましょう。

今回レビューしたEaseUS Data Recovery WizardはMac版ですが、Windows版もあります。