写真好きなら知っておきたいDPIとPPIの違い

Photoshopで新規にドキュメントを作るときや、印刷するときに目にするppiやdpiですが両者は何が違うのでしょうか?

PPI

ppiには2種類あります、一つはハードウェアのスペックと、もう一つはソフト面での設定です。

ハードウェア面

そもそも、デジタル画像とは小さなピクセルがたくさん集まったものです。画像をソフトなどで拡大してみると、正方形のピクセルがたくさん敷き詰められているのがわかります。

PPIとはPixel Per Inchの略称で、文字どおり1インチ内にあるピクセルの数のことです。この数値が高ければ高いほど高精細になります。「インチ」は日本人には聞きなれない単位ですが、アメリカで使われている単位で、1インチは2.54cmです。

例えば大半のデスクトップモニターは72ppiです。これは1インチに72ピクセル敷き詰められているということです。最新のiPhone 6sはRetinaディスプレイという高解像度のディスプレイで、326ppiもあります。

pixel grid magnified

ソフト面

Photoshopなどで新規に画像を作るときや、既存の画像の解像度を変えるときには、設定するPPI値に全く意味はありません。ppi設定が5000だろうと1だろうと画面で見える画像に全く変わりはありません。写真の解像度は専ら高さと幅のピクセルで決まります。

photoshop resolution ppi setting

ではどんなときにppi設定を使うのでしょうか?

それは印刷するときです。ppiが低いと荒いプリントになってしまいます。ppiは「普通」のプリントでは300ppiあれば十分です。

横1000px、縦640pxの写真を180ppiで印刷すると横5.556インチ縦3.556インチの写真がプリントできます。幅と高さとppiが決まるとプリントサイズが決まります。

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DPI

dpiはプリンタの仕様表などでみることがあります。dot per inchの略で、プリントに1インチあたりにいくつのドット(点)が印刷できるかを表しています。ここで注意したいのが、ピクセルは正方形で整然と敷き詰められており、隙間がないのに対し、インクのドットは一つ一つ大きさが異なっていたりするため、ピクセルのようにキレイには並んでいません。そのため、1dpi = 1ppi ではなく、PCでの1ピクセルを表現するには最低数ドット、多くて数十ドット必要になります。

dpi ppi

300dpiあればキレイなプリントができます。dpiは写真を見る距離によっても異なり、遠くから見る写真なら300dpiも必要ありません。

まとめ

dpiとppiは非常によく似ていて混同しがちですが、違いを知っておいて損はないでしょう。

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