壁紙は、パソコンやスマホのホーム画面(デスクトップ画面)の背景に設定する画像。初期設定ではメーカーのデフォルト画像が設定されていますが、自分のお気に入りの画像を設定することができます。
今回はLightroomで編集した画像を壁紙にする方法を紹介します。
もくじ
「そのまま”書き出し”すればいいんでしょ?」
Lightroomで気に入っている画像を書き出せばOKと思うかもしれませんが、それだけでは上手くいきません。Lightroomで若干設定が必要です。
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壁紙に必要な物
ディスプレイに合った縦横比
通常デジタル一眼で撮られた写真の縦横比は 3:2 です。これに対して液晶ディスプレイはそれよりも横長であることが多いです。解像度や縦横比が違う画像でもデバイス側が適当に調整してくれますが、やはりぴったりの解像度と縦横比にしておいたほうが意図した結果になります。よってLightroomでそれぞれのデバイスに合わせた縦横比に切り取る必要があります。
主なデバイスの解像度と縦横比をまとめました。
- HDディスプレイ:1920 × 1080 px – 16:9
- MacBook Pro Retina 13インチ: 2560-1600 px -16:10
- iPad Air/Air 2: 1,536 × 2,048 px → 3:4
- iPad Pro: 2,048 × 1,366 px → 3:4
- iPad mini: 1,536 × 2,048 px → 3:4
- iPhone 6/6s: 750 × 1334 px → 9:16
- iPhone 6 Plus/6s Plus: 1,080 × 1,920 px → 9:16
- iPhone 5/5s: 640 × 1,136 px → 9:16
- iPhone 4/4s: 640 × 960 px → 3:4
高解像度であること
壁紙に必要な要素のもう一つは解像度です。
上に主要なデバイスの解像度と縦横比をまとめましたが、縦横比はデバイスと全く同じ比率が必要であるのに対し、解像度は上記よりも大きい必要があります。上記よりも小さいと、画像が拡大されてしまい荒くなってしまいます。
解像度を調べるには?
Windowsでディスプレイの解像度を調べるには、デスクトップで右クリックし「画面の解像度」をクリック
Macで解像度を調べるには、左上のリンゴマークをクリックして「このMacについて」>ディスプレイ
Lightroomで切り取る
調べた縦横比に切り取りましょう
Lightroomでお気に入りの画像を開いて、現像モジュールを開く。
Rキーを押して切り取りツールに
「縦横比」という項目のドロップダウンメニューをクリックして、自分のディスプレイの縦横比を選択。一覧にない場合は「数値を入力」。
切り取り
書き出し設定
- フォーマット:JPEGかPNG
- JPEGの場合の圧縮率:100%
- 画像のサイズ調整:「長辺」をデバイスの長辺(px)に。(例:1920 × 1080 px なら 1920px に)
- シャープ出力:スクリーンー標準
- 透かし:任意
- 後処理:何もしない
書き出した画像を壁紙に設定しよう
Windows
書き出した画像を右クリックし「デスクトップの背景として設定」をクリック
Mac
書き出した画像を右クリックし、「デスクトップピクチャを設定」をクリック