キヤノンのEFレンズとEF-Sレンズは何が違うの?

キヤノンは広角から望遠まで、幅広いレンズを揃えていますが、そのレンズラインナップを見ているとEFレンズとEF-Sレンズという似た名前があります。両者は何が違うのでしょうか?

今回はこの違いを解説します。

キヤノンのレンズの名称については別記事で解説しました

「USM」や「L」って何?レンズ名解説 キヤノン編

EFレンズとEF-Sレンズの違い

EFとEF-Sは両社ともキヤノンのEOSカメラに使用できるレンズです。しかしEF-Sレンズの場合は使えるカメラに制限があります。EF-Sレンズは、カメラのイメージセンサーのサイズがAPS-Cと呼ばれる35mmフルサイズよりも少し小さいセンサーでしか使用することができません。

EFレンズはAPS-Cのカメラでも使用することができます。

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フルサイズとAPS-Cの違い

フィルムカメラの時代は、フィルムのサイズは幅35mmだったのでレンズはそれに合わせて作られていました。ですのでEFレンズやEF-Sレンズなどの区別はありませんでした。デジタル一眼の登場で従来の35mmフィルムよりも小さいセンサーサイズが登場しました。その主流がAPS-Cとよばれるものです。

以下のようにセンサーサイズがAPS-Cは、幅22.3mm、高さ14.9mmになっています。フルサイズは幅36mm、24mmになります。

Film_strip

使用できるカメラ

EF-S:EOS 80D や EOS KissシリーズなどのAPS-Cセンサーのカメラのみ

EF:EOS 6Dなどのフルサイズカメラと上記のAPS-Cセンサーのカメラ両方

カメラのセンサーサイズはキヤノン公式サイトのカメラ「仕様」で確認できます。

aps-c spec sheet camera sensor

EF-Sレンズをフルサイズにつけたらどうなるの?

EF-Sレンズをフルサイズのカメラに使用することはできないと言いましたが、装着すること自体はできます。できるのですが、装着しても、レンズがセンサーサイズの小さいカメラ用に作られているためフルサイズのセンサーをすべてカバーすることができません。

そのため以下のように周辺が黒くなってしまいます。(180度画角の魚眼レンズみたいですがw)

aps-c-lens-on-fullframe

EFのメリット・デメリット

メリット

  • EF-Sレンズよりもカバーできるイメージセンサーが大きいのでその分レンズ自体が大きくなり、F値が小さい=明るい傾向があります。暗い場所などでもシャッタースピードを下げずに撮れます。

デメリット

  • Lレンズのようなプロ向けレンズはEFレンズであるほどなので、高価なのが難点です。
  • フルサイズのセンサーをカバーする必要があるため、レンズが大きく、重くなってしまいます

EF-Sのメリット・デメリット

メリット

  • EOSを購入したときのキットレンズに付属するぐらいですので、初心者向けという位置づけです。ですので価格は比較的安価です。
  • APS-Cセンサーはフルサイズよりも小さいのでカバーする範囲が狭く、その分レンズをコンパクト化、軽量化できます。手持ちで長時間持っていても疲れにくいです。

デメリット

  • 小さくて安価なため、開放F値が大きい=暗くなる傾向があり、また、画質もEFレンズよりも劣るといわれています。

まとめ

EF レンズとEF-Sレンズどっちを買えばいいかは、それぞれ合ったほうを選べばいいでしょう。

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