知っておきたい。モノクロ(白黒)写真の魅力について

「モノクロ(白黒)写真は、フィルム時代に物懐かしさを感じている人の趣味だ」と思ってはいませんか?

確かに、フィルム時代だったら撮る前に白黒フィルムかカラーフィルムか選ぶ必要がありました。今はデジタル時代なのでカラーで撮り、PCであとから簡単にモノクロに変換できます。

現在のようなカラーの時代にモノクロで撮る理由とは何なのでしょうか?

モノクロ写真の定義

その前にモノクロ写真の定義を確認しておきたいと思います。

似たような言葉として、白黒グレースケールがあります。これらは何が違うのでしょうか?

モノクロ(monochrome)

同じトーンの色だけを使った写真。白黒写真はすべてモノクロですが、モノクロが白黒とは限りません。セピア効果はモノクロに入ります。monochrome-example

白黒(Black and White)

黒白とも。狭い意味では真っ白(RGB各値が255)と真っ黒(RGB各値がゼロ)の2色からなる写真のこと。広い意味ではグレースケール。

グレースケール(Gray scale)

単に色が白から黒の256段階のグラデーションからなる写真のこと。Photoshopのメニュー>イメージ>モード のなかにグレースケールがありますが、それです。

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シンプルにできる

一番のメリットはこれではないでしょうか。

色があると気が散ってしまう。モノクロは白から黒のグラデーションなので色がないため、被写体の特徴、構図、光といった要素に集中できます。

さまざまな被写体や光の下で白黒でとることで写真のセンスが磨かれます。

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構図がわかる

モノクロにするつもりが全くなくても、画像編集ソフトで一瞬だけモノクロに変換してみましょう。そうすることで色を排除して純粋に構図を見ることができます。

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ドラマチックにできる

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撮る際のテクニック

光に敏感になる

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RAWで撮る

これはモノクロでなくても言えることですが、RAWで撮りましょう。RAWは加工されていない生のデータなので情報が豊富に含まれているからです。RAWはまた、カラーでもあるので後からPCで白黒に変換することができます。

解説!「RAW」ってなに?

質感を意識する

被写体の表面の微妙な凹凸をよく観察しましょう。柔らかだったり、硬かったりします。

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ISOは低めに

ISO感度を高くすると暗い環境でも速いシャッタースピードで撮ることができるのですが、同時にノイズも多くなってしまいます。ですのでISOはなるべく低くしましょう。

初心者早わかり!「ISO感度」って何?

モノクロにする方法

カメラでモノクロ設定にする必要はありません。PCの画像編集ソフトで白黒に変換できるからです。

Lightroom

現像モジュールの「基本補正」タブにある「白黒」をクリックすると変換できます。Lightroomでの編集はすべて非破壊なので白黒に変換してもいつでもカラーに戻すことができます。

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詳しくは別御覧ください記事を

絶対におさえておきたい!Lightroomのモノクロ(白黒)設定について

Photoshop

Photoshopでカラーをモノクロに変換する方法は一つではありません。詳しくは以下の記事をご覧ください。

まとめ

白黒写真は単にフィルム時代のモノ懐かしさがあるからではなく、白黒の良さがあるのです。

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