絞り・シャッタースピード・ISO感度の3つをマスターする

露出という写真の明るさを決定する重要な要素は、

  • 絞り
  • シャッタースピード
  • ISO感度

の3つあります。(「フラッシュを使うこともできるじゃないか」というツッコミはここでは置いておきます。)写真を極めるにはこの3つの理解が不可欠です。大半の方はISO、絞り、シャッタースピードをカメラが勝手に設定してくれる「自動モード」で撮っている人が多いと思いますが、それぞれを理解してコントロールできるようになると写真が楽しくなります。

絞り

絞りとは、レンズの中にある羽で構成された多角形の穴の大きさのことです。「F2.8」のようにF値で表され、絞り値が小さいほど穴が大きく、同じ時間ではたくさんの光を取り込むことができます。絞り値が大きいほど穴は小さくなり、取り込める光が少なくなります。

レンズ名には「F○」といったように開放絞り値が表記されています。

絞りによってシャープさも若干異なり、およそF8が一番シャープだと言われている。開放で撮ると歪みが大きいレンズの周辺部分を使用するのと、絞りすぎると

絞る(値が大きくする)と被写界深度は深くなりますが、暗くなるのでISO感度を1段上げるかかシャッタースピードを1段上げる必要があります。被写界深度とは前後のピントが合っている(ようにみえる)範囲のことです。

詳しくは別記事へ

初心者のために「絞り」を解説

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シャッタースピード

シャッター幕が開いてセンサーに光が当たる時間のことで、30秒から1/8000まで幅広く選ぶことができます。バルク(B)モードにすれば数時間でも好きなだけシャッターを開くことができます。

シャッタースピードを速くすると、動きが止まりますが、暗くなるので絞り値を下げる(明るくする)かISO感度を上げる必要があります。

速くするとき

  • 動きを止めたいとき
  • 望遠レンズのとき

遅くするとき

  • 動きを出したいとき

段階は、1/1000、1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2、1で、ご覧のように一段遅くなるごとに半分の速度になっています。125の半分は62.5ですが、覚えやすいように60となっています。

以下の写真はシャッタースピードを13秒と長時間開いて車のライトの跡を映したものです。

Canon EOS 60D, 24 mm, 13.0 秒 (f – 14)

詳しくは別記事へ

「シャッタースピード」とは?わかりやすく解説

ISO感度

私はフィルム時代を知っているのでISO感度が調整できるありがたみがよくわかります。フィルムは1本あたり24枚か36枚撮れるのですが、フィルムによってISO感度が決まっていて、フィルムを替えない限りはISO感度を変えることができませんでした。デジタルカメラなら1枚1枚違うISOで撮ることができます。

ISO感度はセンサーが取り込んだ光をどの程度増幅するか決めます。高いほど明るく撮れますが、信号を増幅させるのでノイズが増えます。しかしその分絞り値を上げる(被写界深度を深く)ことができたり、シャッタースピードを速くすることができます。暗い環境でISOを高くするとシャッタースピードを高くすることができ、ブレにくくなります。

詳しくは別記事へ

初心者早わかり!「ISO感度」って何?

まとめ

短いですが露出を決定する3つの要素をまとめました。

とはいっても自動で撮っていたら絞り、シャッタースピード、ISO感度をカメラのメーターが計測して自動で決定してくれるので普段はあまり気にしなくてもいいです。

それぞれを使い分けるときは以下のようなときです

  • 明るすぎるとき→絞り値を高く
  • 動きを止めたいとき→シャッタースピードを速く
  • 動きを出したいとき→シャッタースピードを遅く(三脚が必要になることも)
  • クオリティを優先するとき→ISOを低く。こうすることでノイズが少なくなる。

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